あとは洗浄と組み付けのみ
小出しで進めてきましたアンバサダー5501Cのリールメンテも、これでラストです。前回で原因らしきものは発見できましたので、ここからは消化試合となりそうですね(^_^)
でも、少し長くなるかな?どうかな?
ウォームシャフト周辺部
ここらはサイドプレートを外すだけで分解清掃が出来ますので、比較的容易にメンテ可能となっています。
が、ものぐさな私は、せいぜいグリスアップする程度で、今まで分解するまでには至りませんでした。
ので、結果的には・・・
ハンドルの重い原因は?
分解後、このような顛末となってしまいました。
いやぁ~、綺麗になった!
シマノやダイワのベイトリールと違い、ABUアンバサダーのラインガイド?は、キャスト時においても右に左に追随するように作動しますので、ここの状態次第で、大幅にキャスト性能が変わることになるのです。
当然、巻き取り時も同じ動作をしますので、ハンドルが重かったのも、ここが原因だと私は思っています。
ここまでくると、あとはいつも通り組み込むだけです。
あっ、と言う間に組み上がりました。
総括
五回にも分けて掲載するような内容ではなかったかもしれませんが、今後何かのお役に立てばと思い、掲載いたしました。
総括といたしましては、ABUのリールは堅牢である・・・
とは、限らない・・・ですかね?
オールドタイプとは違い、復刻版のアンバサダーは、軽量化の為か、プラパーツを多く使用しているようにも見えます。
部品点数が少なく、理に適っている構造、いたってシンプル・・・
これはこれで本当に素晴らしい出来栄えだと思うのです。
しかし、私のようなものぐさ人間は、見た目の先入観により、勝手に頑丈、丈夫なリールだと勘違いして、何処へ向かうにも酷使してしまうものです。いかなる道具であっても、きちんと整備された物こそ、最高の性能を発揮できるというものです。
今回は交換部品は出ていないので、メンテを怠れば、おのずと同じような症状はすぐに出てくることでしょう。そんなデリケートなアンバサダーを今後も大事に使用していきたいと思います。
か?
そうか?デリケート?
ABUのリールが?そんなもの信用できるか?
いざと言うときに、使い物にならない、
ならなくなるかもしれない代物を、
今後も大事に使えるか?
正直、
私は気に入っていたのです。このリール!
でも、これでは、どうでしょうかね?形だけ気に入ってても、本来の性能が発揮できないのであれば、また、信用できないのであれば、今までと同じようには使えませんね・・・がっかり・・・
私は求めます。堅牢で無骨なリールを・・・
これはオールドABU5500C
サイドプレートの中央部がフラットになっているのが特徴ですね。
プラパーツ、ほぼ皆無。
下町で作るような、職人気質を感じます。
部品、それぞれの信頼性はさることながら、構造そのものに、美しささえ感じ取れます。
オールドという事から感じられる存在感。当時は当たり前の技術だったかもしれませんが、今、同じものを作る事は、時代に逆行することになるのかもしれません。
製品とは何か・・・物作りとは何か・・・
今の便利な世の中と、使い捨てに近い物のあり方に、特に異論はありませんが、これは一生モノですよ、と胸をはって言える代物で、私は釣りを楽しみたい・・・
いよいよ手に入れてみましょうかな?オールドABU5001左ハンドル!
これにて終了です。ありがとうございました。
今回使用したオイル・グリスはこれ↓
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