さらに分解に入る前の状態確認・・・
前回その1からの続きです。
画像にありますように、このビス一つで蓋が開き、内部構造があらわになる。
と思うのですが、その前にカップの中を確認してみましょう。
反時計回りに回すと外れる構造です。
カップの傷が痛々しいですね。
ワインディングカップが姿を現します。
ラインを掛けると、このような感じとなります。ピンに引っ掛けながらワインディングカップ自身の回転により、ラインを巻き取っていく構造です。ピン自体はベアリング等で回転することは無い。巻き取りに関するこの無理やり感がたまらないですね(^^♪
ワインディングカップを外して、裏側をのぞいたところです。
ハンドルを固定し、時計回りにカップを回すと外れます。
これは不良品ではなく、片側のみピンがある仕様となっています。使い慣れた方には当然わかるのでしょうが、どういった力学でピンが押し戻されるのか?また、戻るのか?
何度見ても、いまいち理解に苦しみます・・・
今度ゆっくり理解できるように観察してみます。
構造は単純なのですが・・・
単純だからこそ、理解することに難しさを覚えます。
上部の黒いわっか。これの何処をプッシュしてみても、みごとにピンは押し戻され、そこを介していたラインがフリーとなり、キャスティング可能となるわけです。
誰が考え付いたのか、ピンでラインをゴリ巻きする部分を除けば、本当にシンプルに完結された機構となっており、その構造には感動さえ憶えます。
スプールを取り外したところです。
スプールです。
実に薄い・・・
穴の位置でわかる通り、反時計回りに回すと外れてきます。
スプールホルダー?を支えるシャフト二本から切粉のような汚れが出ています。ハンドルが重いのはこれのせいかな?
随所に無理やりな構造が見てとれますね。
いよいよ内部構造へ・・・
いよいいよこのビス、裏蓋を外していきます。
作動動画↓
構造は単純ながら、しっかりとした機構です。部品点数が少ないと言う事は故障も少ないと言う事です。
この動作にも、感動いたします。
ここまでで、ハンドルの回転が重いという原因がどこにあるのか探るべく、部分的にオイルを吹き付けていきます。
使用したオイルはこれ↓
ハンドル部を分解していきます。
めっちゃ汚いですね。
何か、部品点数少ないようにも思いますが・・・
カシメがあるようなところは、破損が心配なので、このまま清掃します。
これと言った原因は、いまだ掴めず・・・
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