ABU506のオーバーホール!その3ラストです!

 製造年月は・・・

さて、毎度のことながら小出しの更新、申しわけない(-_-;)
さくさく行きましょう!
まず、このABU506の製造年月です。
サイドカバーに刻印されている数字から判別できます。

ABU506

1975年2月製造・・・ですかね。

おっと!

私より一つ年上の先輩でした!(;^ω^)

もともと、この506は500シリーズの中でも、やや後発の部類で、初期に開発された物から改良に改良を重ね、1968年に登場しました。意外にも長く愛用されていたのではないでしょうか、少なくとも同機種を1975年までは製造していたようです。

今から半世紀近くも前に完成されたリールであると思うと、その完成度の高さに驚かせられますね。

分解の続き・・・

ABU506

ABU506

この左右のEリングを外し、スプールホルダーを上方向に抜くことになりますが、小さな部品です。なくさないようにしましょう。

ABU506

スプールホルダーを外した状態です。
油切れの為でしょうか、そうとうな切粉が出ています。
ハンドルが重たい原因の一つは、まずこれですね。

そして、メインシャフトを外すには、ワッシャーのカシメを緩めなければなりません。

ABU506

マイナスドライバーなどでこじって平らにします。

ABU506

ABU506

スプールシャフトをスパナやモンキーで回して外します。

ABU506

これで大体の部品が外れました。

ABU506

これがメインギヤユニット本体部分。
構造が単純なわりに部品点数が多い、組付けを間違えないように注意したい。

ABU506

特に注意したいのが、この部品。
アンチリバース機構の一つだと思うが、大きな溝付きのリング(呼び名がわからない)を挟むように組付けなければならないので、少々てこずりそうだ。

ABU506

ここまでが、分解後清掃前。

ABU506

清掃後。です。

ABU506

ABU506

ABU506

ABU506

いやぁ~、綺麗になりました。

組付けも順調です。

ハンドルの重さは、これで解消できそうですね。

ABU506

と、思ったら・・・

最終的に組み上げてみても、重さはあまり変わりませんでした。

なぜでしょう?

ネットで苦労の末、手に入れたパーツリストを見てみると、組付け順が違っていたようです。中古での購入でしたので、組付け不良のまま使用していたのでしょうね。

そして、もう一つのネガティブ要素が判明しました。

ABU506

部品が一つ足りないようです。

おそるべし、中古品・・・

ま、そのうち何か代用品を見つけようと思います。

ABU506

なんとかオーバーホール完了いたしました。

この年式、この年代の物を使おうと思えば、もう中古品でしか手に入りません。中古で購入した物はやはり点検整備をしっかり行わなければダメですね。(;^ω^)

オートシンクロ機構もこれで本領発揮となるでしょう。今年のマス達はこいつで仕留めてみましょうかね?

今回使用したオイル・グリスはこれ↓

1セットあれば何かと重宝いたしますので、おすすめです。
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