陽気に包まれた春のアメマス釣行
2016年4月
先日の雨と、ここ数日の気温の上昇で近場河川は濁りがきつく、何処も釣りにはならない様子です。毎年この時期はポイント選びに苦労します。
本日は夜が明ける前に出発いたしました。私としては最近では珍しい行動です。
はたしてどうだったか・・・
好条件ではあるが・・・
やはり先日の雨の影響で水量はやや多め、ささ濁りとなっておりました。状況としては非常に魚の出やすい条件だと思います。
朝一番で他のポイントも攻めたのですが、思いのほか濁りがきつく、移動しながらポイントを探しているうちに、いつもの時間となってしまいました。
ここのポイントは、ほぼストレートオンリーとなりまして、一見流れに変化がなく、魚の居つく場所が見つけにくいところなのですが、餌となるベイトが豊富なのでしょう、丁寧に障害物の下などを攻めることで、思わぬ釣果に結びつくことがあります。
水量がありますので、ポイントとなりそうな個所は以外にも多く、入渓ポイントから魚の気配が感じられます。
いつものDコンをセットして一投目。
対岸へのキャスト、スローでのリトリーブからトゥイッチ!
ゴツン!
いきなりか?
特別な大物ではないが、走りながらジャンプ!
そしてまたジャンプ!
ニジマスではなく、アメマスによるジャンプです。
非常にパワフルで元気がよかったのですが、しばらくのやり取りの末、残念、バレてしまいました。
開始直後、一投目の出来事です。
いつもと違う不思議な感覚
魚がバレてしまったのは私の技量不足もあるでしょう。
しかし、一投目で出てくる今日のこの状況。非常に魚の活性は高い事がうかがえます。
濁りも影響してでしょうが、Dコンの激しいアクションにアメマスが食いそびれてしまったようにも思います。
私の浅い釣り歴史の中でも、稀にまあまあ良く釣れる事があります。
そのまあまあ良く釣れる時の不思議で特殊?な第六感的な感覚が今日この瞬間に感じ取ることが出来ました。
これは出るかもしれない・・・
一投、一バラシの状況で、一度車まで戻り装備を整え直す事にしました。
思わぬ大物とのバトルに備え、装備を軽くします。
身軽になる事で確実に大物を仕留めようと思います。
ルアーもDコンのような激しいアクションではなく、アピール力があるリアルベイトに近いもの、かつ水深のある底を攻めるためにある程度の自重があるものをチョイスします。
今日のルアーはこれだ!
アクションで誘わなくても良いくらいの活性が高い場合は非常に有効なルアーだと思います。
水が澄んでいるような時はアピール力が強すぎるように思えますが、今日のような、ささ濁りのような状況下では、その性能は存分に発揮してくれると思います。使い方によってはDコンより確実に魚に食わす事が出来る・・・と思う。
何より値段が、財布にやさしい・・・
準備万端、再挑戦!
なんだかんだで時間は朝の八時を回りました。
間違いなく、出る。
そう確信しながら釣り下がる。
この場所は、川の両サイドに障害物(流木等)があり、巻いて追ってくるような感じではないので、いつもの私の釣り方。流心の上流側へキャスト、沈め、送り、ポーズ。これだけ。
スプーンやDコン、このルアースピアヘッドなどは、殆どこの釣り方で狙いの魚を出します。
そして、その瞬間が訪れた。
やはり両脇に流木があり、川の真ん中が深くえぐれていて流れが速い。前回の70UPを出したのもこのようなポイントだった。
これはいる、そう確信した。
流心のやや上流へルアーを落とす。
そしてヒット!
そのまま流れに乗せ、ルアーを最深部へ送り込む。ルアーのある位置を確認するためと、魚へのアピールも兼ねて、若干アクションを加えてみた。
グン!
ゴン!ゴン!ゴン!
きた!ヘッドシェイク!
これは大きい!
装備を替え、身軽となった今、戦闘準備は出来ている。
さぁ来い!
周りは障害物が多く、思う存分には戦えない。やむを得ず川に飛び込む。
すごいパワーだ。障害物のその奥へ、グングン引き込もうとしている。その魚影を確認する事がまだできない。
バレるなよ。
追いあわせを入れた感触ではしっかりと食わせが出来ているように思えた。大丈夫、こらえろ。
こらえて、こらえて、浮き上がってきた魚体はまるでイトウ。でっぷりと太く、そして重い。
まったく衰える事がないそのパワーに、私もしびれをきたし、強引ではあるが、ランディングネットによる取り込みを試みた。
と同時に、どうやら観念したようである。うまくネットにとらえる事が出来た。
ルアーをしっかりと咥え込んでいる。
ネットが大き過ぎる為か、魚体が大きく見えませんね(-_-;)
見事な魚体!きっちり測ると73cmありました。
狙いすましての一本。この瞬間が本当にたまらない。
その後も67cm
63cmを追加してストップフィッシング。
釣りを終えて
このような魚がいつまでも生存していけるような環境を大事にしていかなければならないと思いますが、ここの川は私の目から見ても決して綺麗な川ではありません。ゴミやヘドロのような物も混ざっておりますので、なぜにここの魚は巨大化するのでしょうか?
水清ければ魚棲まず、と言うことわざがあります。これは人が清廉すぎると慕われないたとえです。しかし本当に水が綺麗な所には魚は住み着かないようです。かと言って汚すぎるのもどうかと思いますが・・・
こちらのアメマスは、同じ水系で海に近い場所となります。銀ぴかで、いつ見てもその綺麗な魚体には魅了されます。ここでの釣りはやめられません。
いつまでもアメマスが生息できる川であってほしいものだと思う。
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