ABUアンバサダー5501CSチューニング その1 コグホイール

ABU17アンバサダー5501CSロケット シャンパンゴールド

5501CSロケット

2019年現在の現行モデルABUアンバサダー

遂にと言うか、やっとと言うかABUアンバサダー、左ハンドル5000番台のシャンパンゴールドを手に入れることが出来た。

17モデルと言う事で、どこがどう変わったのかはわからないが、早速チューンナップしてみようと思う。

一度の記事にしてしまうと大変長い記事になってしまうので、数回に分けた記事にすることにした。

今回はその1としてコグホイールについて書いてみようと思う。

改造予定の内容

  • コグホイール2ベアリング化 ガタ取り
  • ウォームシャフト2ベアリング化 ガタ取り
  • パイロットガイド交換 セラミック製軽量化パーツ
  • 浅溝スプール換装 Btrap
  • スプールシャフトブッシュ ベアリング化
  • クリックアンドコグPOM シャフト非接触化
  • マグブレーキ装着
  • 逆S字ハンドル換装(4ベアリング)

以上の予定だが、すべての部品の装着が終了すると、11個のボールベアリングに1ローラーベアリングとなり、国産大手メーカーの高級機並みの性能になる。

が、私はそれほどの遠投性は期待していないので、気休め程度にしか考えていない。

出来るのであれば、試しにやってみようではないか、ぐらいなところでおさえてもらいたい。

簡単な部品交換で可能なはずのチューンであれば、初めから装着済みで販売すれば良いと思うのだが、そこがまたABUの悪いところでもあり、良いところでもあるのかもしれない。

他にファクトリーチューンドというモデルも限定100台で販売されている。パーツリストを見る限り、コグホイールのベアリング化とウォームシャフトのベアリング化がなされているようだ。

5501CSロケット

5501CSロケット

5501CSロケット

ABUアンバサダー5501CS ROCKET  CHAMPAGNE

5501CSロケット

交換部品
他にも多数あり

コグホールの交換 取り外し 外し方

5501CSロケット

5501CSロケット

ご覧の通り部品番号23404コグホイール

少し前のモデルはEリングにて固定されていたのだが、いつの頃からか、はめ殺しのタイプに変更になっていた。メンテナンスのし易さはEリング固定のタイプではあるが、このはめ殺しタイプの方が、何かとメーカーは都合が良いのだろうと思う。

部品点数を少しでも少なく、ガタ、ブレ、振動、それに伴う音の発生がおさえられるのだろうと推測する。下手にいじるくらいならこのままの方が、もしかしたら性能は良いのかもしれない。

5501CSロケット

しかし、まずは取り外してみよう。

5501CSロケット

難しそうに見えるが、意外にも簡単に出来てしまう。

デザインナイフなどの先端の尖った物。できれば新品の刃を使用することをおすすめする。

ナイフ側を動かさずにホイールを少しずつゆっくり回して行くとすんなり切れ込が入っていく。このときナイフを強く押し付けないように注意したい。支障は無いとは思うが、シャフト側にキズを付けてしまう恐れがあるからである。

5501CSロケット

面一に切断することで、万が一ギアかけ等のトラブルがあった場合、再利用する事も可能なスペアパーツに早変わり。

5501CSロケット

 思っていたよりも簡単に出来てしまった。

コグホイールの取り付け 2ベアリング化

今回使用したパーツはこちら↓

5501CSロケット

5501CSロケット

シムを挟み込み、Eリングで留めて完了。

スムーズな回転?

の、はずだったのだが・・・

コグホイールの隙間・ガタの調整

5501CSロケット

もちろんこのままでも使用することは出来る。2ベアリング化によって回転も滑らかだ。

しかし、

シム、一枚二枚程度では収まらないような隙間が発生し、回転にもブレが出てしまう結果となった。

ABUアンバサダーのチューニング、特にキャスト時の如何については、このコグホイールとウォームシャフトの精度で決まると言っても過言ではない。

なので、このような隙間とガタは極力無い方が好ましい。

5501CSロケット

カップ側の軸の形状は思っていたよりも複雑になっている。しかもホイールを止めるための溝がテーパー状になっており、4mmのシムを挟んだところでシム自体の遊びが出てしまい、ガタやブレを発生させてしまう。

では、どうすればよいのだろうか?

5501CSロケット

太さ1mmのステンレスの針金で、Eリングに代わるストッパーを作ればいいらしい。

他のブログサイトで紹介されていたものを真似て作ってみた。

5501CSロケット

思っていたよりもぴったりと、ベアリングを固定出来たことに驚いた。

他にも様々な厚さのシムで調整をしてみたが、この方法が一番安定した回転を得ることが出来た。カップ側の座面には厚さ0.3mmのシムを追加している。まだギアとベアリングの間に僅かなガタがあるが、それはまた今後の課題にしようと思う。

 

もっとスマートな方法もあるのかもしれない、そしてブレやガタについても完全に取りきれたわけではない。しかし素人のチューニング方法としては出来るだけポン付けまでに留めて置きたいという思いもある。なんでもそうだと思うが、簡単に出来るということが何よりも大事で、ハードルを低く設定することで気軽に始められる。

 

ABUアンバサダー5501CSチューニング その2 ウォームシャフト へつづく

ABUアンバサダー改造パーツ一覧


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