イトウ釣りの定番ルアーとオールド風タックルの有効的な使い方

イトウ湿原系河川にて

2011年11月

さぁ、秋イトウも終盤戦!

札幌近郊では早くも雪景色だとか・・・さっさと釣らないと秋なんて言ってられませんね!冬が目の前に迫っています。

湿原河川

マイナス気温の中、釣れたかな?

本日のタックル、KEISON76OLDとの出会い

ちょっと話は戻りまして・・・本日のタックル!

ロッド KEISON 76 OLD
リール ABU アンバサダー 5501C

KEISON OLD 76

以下テイルウォークのHPより転用・・・

『オールドアブとウイスキー片手にこいつと旅がしたくなる・・・どこか懐かしさを感じるクラシカルテイストのトラウティンベイトキャスティングモデル。ピンスポットへのキャストを可能にするレングス設定とグラスマテリアルを採用したブランクスは、ビッグトラウトの躍動、ネジレに対応する。富士工業社製NGHリールシート搭載。ステンレスフレームsicでラインへの負担を軽減するなど機能的な部分は進化している。』

とある。

オールドアブとウイスキー片手にこいつと旅がしたくなる・・・

ですって・・・

先月、何気なく立ち寄った釧路のランカーズさんに、一際興味をそそられるロッドを発見した。

私は雑誌やDVDなど殆ど見ることは無いし、新製品についても全くと言っていいほど無知である。

そんな何も知らない無知な私が一通りお店の商品であるベイトロッドのコーナーを見終えた時・・・

陳列されている斬新なデザインのカッコいいロッドとはかけ離れた、一見なんじゃこりゃ、と思ってしまうようなロッドを見つけてしまった。

そう、このロッドこそがテイルウォークから出ている KEISON OLD である。

ぱっと見、古臭そうなのだが、ロッドの名前がOLD・・・

新品なのにOLD・・・自分で言っちってます!(⌒▽⌒)

せめてクラシックタイプとか・・・

クラシック何とか等にしてくれてら良いものを、自らOLD・・・

オールド・・・変じゃない?だから・・・

気に入った!(⌒▽⌒)

とりあえずその日は買わずに帰宅。私も余程気になったのでしょうね、ネットで調べてみると・・・

さらに『限定生産』とある。あらら(^_^;)

また言っちゃってます・・・

だいたい釣具なんていつ無くなるかわかったもんじゃないでしょ!

わざわざ限定生産なんて言わなくても、限定的につくられたものばかりじゃないですか!

なるほど・・・そうまでして買わせたいか・・・

気に入った!!!もう手に入らないんだろ?買ってやる!気に入ったぜ!!!

幸いオールドではないが、ABUのリールは所持している・・・

似合うと思うぜ!

KEISON OLD 76

こんなふうに・・・古臭せぇ~けど、新品。

気に入ってます!最高!!!

これでイトウ釣ります!!

ってな勢いで望んだ本日の湿原河川!

いざ実釣開始!

前置きは長くなりましたが、実釣開始です。

マイナス気温からのスタートで、先日降った雨の後にあったはずの水たまりには薄氷が張ってありました。

歩くとパリンパリンと乾いた音が早朝の湿原河川に響き渡ります。

ポイントに到着するとなぜか酷い濁りがあり、当初予定していたポイントの一つ上の橋から釣り開始となります。

これが今日起きる出来事の運命を左右するとは、この時は全く知りませんでした。

古臭い新品のロッドは最近の軽量化されたロッド類とは違い、

リールシートは一体成型の硬質プラスチック?で出来ており重たい・・・

そこにアンバサダーのリールなので、さらに重たさが増す。

ブランクスはグリップまで貫通していない構造なので、やや強度的な心配はぬぐえない、

そして何より正直使いにくい・・・慣れるまでには時間がかかりそうだ。

でも、そんなタックルが私は好きです。お気に入りのロッドになる事は間違いないな・・・(^^♪

慣れてくると、多少重量のあるラパラのCDJ11くらいはうまくキャストできるようになりました。

お気に入りのルアーなので、しばらくこれでつり下がっていきます。

秋のこの時期の湿原系の河川には、どこもアメマスがうろうろしているものです。

このポイントも例外ではなく、30センチ前後のアメマス達が、自分の体の半分近くもあるラパラCDJに激しくアタックしてきます。

このアメマス群を釣り上げてしまうと、後に構えていいるイトウが出てこなくなるのではないかと一抹の不安を感じる。

釣りに一工夫を・・・

あたりまえか、なぜなのか?

今日のアメマス達は非常に活性が高く、ほぼすべてラパラの腹フックに食いついてきました。

トラウトの習性か?

よく、トラウトをターゲットとしたときに、テールフックを外し、腹フックのみで釣り上げる方の話をよく耳にします。

おそらく自然の中では当たり前な捕食活動を、うまく利用した釣り方なのでしょう。

私はその逆を試してみました。

腹フックを外し、果敢にアタックしてくるアメマスをスルーしての大物釣り。

大物はルアー丸のみですから。

と勝手な憶測で、また、釣り下がって行く・・・

効果あり

何気ない緩いカーブの少し水深があるポイントでした。

やや上流、流心の底にはやはり2~3本のアメマスが見えております。

やや下流、流れが当たる緩いカーブには湿原河川特有のオーバーハングが形成されており、

出るとしたらこういう所なのでしょう。

腹フックがついていない黒金ラパラCDJ11を、アメマスが見えている場所より上流側、流心のど真ん中へキャストします。

ルアーは流れにそって沈下し、アメマスの鼻先を転がって流れていきます。

その瞬間!

ガツン!!

アメマスが食いつきました!

釣りに当たり前のアワセは行いません。

当然、腹フックなしのラパラはそのまま何事もなく流れにのり、コロコロと川底を転がっていきます。

そろそろカーブにさしかかろうかと言う時に、この川の大きさからは想像もつかないスピードで、斜めに突き抜けていく、ずば抜けて大きな魚影が私の前を通り過ぎていきました。

ない!

私の黒金ラパラは姿を消していました。

食ったか?

と、思うか思わないかの瞬間で、

私の古臭いロッドからズシン!ズシン!と間違いなくその先にいるであろう巨大魚が暴れているのが感じられます。

この瞬間が一番緊張します!

狙い通り!

激しく暴れまわるその魚は、私にイトウであることを確信させます。

手元から曲がるロッドに不安を抱えながらの死闘!

そして、

イトウ

自己新のイトウで入魂完了!!!

秋イトウ達成!!!

なかなかやるぜ!KEISON OLD!!!

釣りを終えて

サイズこそまだまだメーターには及びませんが、その綺麗な魚体は私の脳に深く刻まれるのでした。

開始一時間程での出来事で、その後も期待し望んだのですが、残念ながら本日はこの一本のみとなりました。

私のとった行動が常に正解だとは思っておりません。

なぜかその時、特に深く考えもせず、自分の感覚の赴くままラパラの腹フックを外しただけです。

違うルアーを流しても、アメマスとのやり取りをしても結果は同じだったかもわかりません。

しかし、一本釣り上げることが出来ました。

しかもお気に入りのロッドで!

釣りに答えがないからこそ、面白くもあり、見えない答えを求めてまた釣りに行くのかもしれませんね。

イトウ動画(水中撮影あり)

数年に渡り撮り貯めた映像を少しまとめてみました。

ご興味のある方はご覧ください。

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