ABUアンバサダーに憧れて
私がABUアンバサダーに出会ったのは幼少の頃。
漫画釣りキチ三平のイトウ釣り編を読んだのが先か地元の釣具店で展示してあったアンバサダーのゴールデンコレクションを見たのが先だったか記憶が定かではないのですが、その武骨で重厚感のあるリールは、まだ拙い餌釣りしかできない釣り少年を大人の釣り世界へ魅了するには十分であったと今では思うのです。
はじめて手にするアンバサダー5501C
私が初めて自分の物として入手したのは復刻版の5501Cパールブラックです。
なぜ左巻きかと言うと、ルアーフィッシングを始めたばかりの頃、私の初めてのABUはカーディナル33で、たしか左巻きしか製造されていなかったかと思います。
それに加えて右手キャストの左巻きと言う一連の動作がぴったりと私の体に馴染んでしまい、今ではロッドの左手キャストもリールの右手巻きもしっくりきません。ましてやベイトリールのキャスト後の持ち替え等は神業に等しく、険しい湿原河川での釣りには全く選択肢には入れていません。
よって、私はすべての渓流リールは左巻きと決めています。
カーディナルシリーズはどうやら改造すれば右巻き仕様も作れるようですが、そんな技術は持ち合わせていません。
しかし、この5501C。重くてでかくて使いにくい・・・
憧れのリールとは言え10g前後のスプーン、ましてや90mmのミノーをキャストするには、あまりにも腕が無さ過ぎ。普段バックラッシュなどしない私でも数回に一度は巻き直しをする始末です。
見た目だけで使い続けるにはリスクが大きいと判断し、軽量浅溝スプールやマグネットブレーキの導入を試みてはみたものの、若干の改善は見られましたが使い勝手の良いリールまでには程遠い代物だと痛感させられました。
このぐらいの時からでしょうかね、色々とアンバサダーについて調べていく事になるのは。
調べれば調べるほどにアンバサダーの深い沼に嵌ろうとは、この時はまだ全然知る由もなかったのです。
入手できないABU4501C
このリールはABU アンバサダー 4601C3希少な左巻きアンバサダー・・・
もちろん、このままでも使用できます。しかし、クラシックスタイル大好きな私にとっては・・・
見た目・・・使いづらい・・・ノブとか、プラパーツが、ちょっと・・・
今、使用中の5501Cでも十分なのですが、いかんせんヘビーなタックルでして・・・もうちょっとライトなアンバサダーが無いものかと模索中、あった、ありました!アンバサダー4501C!!!
だがしかし、
この4501・・・オリムピック時代のABUでただ一機種だけ生産されたモデルで日本でしか販売されていないらしく、しかも、限定生産・・・
スーパーレアらしいね・・・
無いわ、どこにも・・・だから!作っちゃいましょうか?
4501風アンバサダー!!!
4501Cをどのようなパーツで組み上げるか?
近いものを作るのは、実は簡単なのです!
アンバサダーの4000、5000、6000シリーズ。フレームを挟んで左右のカップが同じもの使っております。もちろん右巻き用と左巻き用は違いますけど、シャフトの取り付け位置からサイドプレートの作りは全く一緒。
ですから、フレームは4601の物を使用します。
ようは、4601でも4501でもフレームの作りはほぼ一緒・・・
あとは5501の左右のカップを付けるだけ。
な、はずだったのですけど・・・4601はサムバー式。
ベロが・・・ベロが邪魔!どうやって取りますか?このベロ・・・
っは(;゚Д゚)!
恐ろしいことを思いついてしまった!!!
4501Cへの道 その2へつづく・・・
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