2018年元旦
新年あけましておめでとう!
今年もよろしくお願いいたします。
という事で、
今年も行くこととなった元旦初釣行!
いくら釣り好きと言っても元旦から釣りに出かけてしまうのもどうなんだろうか?
つくづく自分はバカだなぁ。と、これっぽっちも思いませんけど・・・
昨年の釣り納め。
つい二日ほど前の事ですけど、
あれはニジマスだったか?、アメマスだったか?
フック折れの痛恨のばらし。帰宅後もじわじわと込みあげる悔やみきれない思い。
やはり気になってしょうがない。まずは魚の正体を暴き、あわよくば釣り上げてしまいましょう。なんて、そんなに簡単にいきますかね?
結果はいかに・・・
気温はやや高め、微風。2018年初釣り
天候はくもり、気温はやや高いか、限りなくプラスに近いマイナス気温。
ぎりぎりガイドが凍らないと言った方がわかりやすいかもしれません。
ここ数日の寒波から気温水温とも少し緩み、得てしてこの様な状況下では魚の活性は上がるはずなのですけれど・・・
アメマスの活性は高いか、反応良好
狙うは前回の大物ヒットポイント。
おそらく活性は高いと思われるものの、この時期好反応の小型ミノーは替えるつもりはない。
同じようにフックには一抹の不安を感じるが、ここは敢えてそのまま使用する事とする。
いきなりヒット!小型の綺麗なアメマスです。
大物とは程遠い大きさですが、イメージ通りに出て来てくれるとそれはそれで嬉しいものです。
厳寒期のアメマスは平均に追いはせず、目の前を転がすようにしかヒットしないはずなのですが、今日はルアーに対しての反応が良いようで、積極的にアタックしてきます。
ニジマスにも反応は良いようです。
が、
先日の大物が出て来ませんねぇ~。
ポイントの状況判断が決め手となるか・・・
大場所を攻めるも小型のみの反応・・・
魚だって生き物です。
いつも同じ所に居るとは限りません。
当然と言えば当然ですけど、河川の形って思うほど変わりはしません。魚の付きそうなポイントもそう多くは無いように思います。
では、大型はどこにいるのでしょう。
ここからは得意の勝手な憶測・・・先日訪れた時よりは確実に気温も水温も高く、小型の魚は活性良く動き回っているようす。大型がいつも定位しているはずのポイントにまで小型がウロチョロするようでは大型の魚は落ち着かないでしょう。より確実に、そして小型が定位するには条件が厳しいような水深、流速のあるポイントを選ぶ・・・
はず。
俗にいう流心の底・・・ですね。
あれ?
去年もそんな事書きませんでしたっけね・・・
障害物に挟まれた流れの集まるある程度深い流心の底。そう言う条件のポイントは一日に歩ける範囲ではそれほど多くはありません。
今回訪れたポイントでは一か所しかありませんでした。いつも通り自重のある小型ミノーで上流側へキャストし沈め流れに任せラインにテンションがかかるかどうか・・・
の瞬間!
いきなり目の前の水面を割って大型のニジマスが空中へと飛び出した。
これはデカい。
激しくあばれる魚体にはしっかりと頭から尾の先へ延びるピンクの模様が見て取れる。
50は優に超すサイズ60はあろうかと言う魚体。
やはりこの前かけたのはこいつだったか。
フックは折られないように少しドラグは緩めておいた。
しっかり合わせも決められたのでバレるような事はない、
だろう・・・
『あ、あぁ~~』
静まり返った冬の川辺に自分自身の心の声が実際の声として響き渡った。
なんという事、またも、またもバラしてしまった。
いくら釣りがへたくそとは言っても二度もバラシてしまうとは・・・
しばらく放心状態にして言葉を失う。
いつもはここで悔しくもやりつくした感満載で帰るのでしょうが、今日は何だか治まりつきそうもない。
まだあるだろうと大場所のポイントを目だけで釣り上がる。
状況の判断は間違ってはいない。たまたま、そうたまたま二度もバラシただけだ。ポイントさえあれば今度こそ・・・
諦めない釣りの先にあるものは
いつの日以来だろう・・・
目で釣る釣り。
ここだと決めたポイント以外ひと振りもせず、ひたすら川辺を釣り上がる。
今年は降雪量も少なくスノーシューを履かなくとも歩き進めるのは容易い。
しかし、帰りの時間も考えるとそれにも限界がある。
どこかに大場所はない物か・・・
あった(´・ω・)
諦めなければある所にはあるもんです。
足場は悪く、不安定この上ない。
しかもいたるところ木の枝が張り出しキャストもままならないポイント。
やりづらいな・・・
だが、ここだ。ここしかない。
手前側に流木の障害物、その向こうが流心でかなり深い。そして向こう側に行くにつれ浅くなっていくようなポイント。ルアーをトレースするなら障害物の下、もしくは脇の流心を上流側から落とし込み下の背に行くにつれてうまくルアーをスライドできれば何かしら出て来てもおかしくは無い。
いや、まて。そこに見えるそれはなんだ?
縦に沈んでいる流木の下に、かすかではあるが動くものが見える。傾いた日差しが尚その何かを見え難くさせている。大きさだけを見るとかなり大きく見える。先ほどバラしたニジマスが小さく見えてしまう程だ。頭を障害物に隠し胴から尾までがかすかに見て取れるが、このシチュエーション釣りのよくあるパターンで、ある意味お手上げパターンでもある。ルアーを落とし込み流してみたところで到底届くところに魚が居ないのである。
さて、どう攻めようか・・・
目を凝らして水中を凝視していると、その魚影はスーッと上流側へ身を隠した。
目で見えるところにはもう確認は出来ない。
が、そこはおそらく私のテリトリー内である。
そこならば狙える。
川の中央、やや流心の向こう側上流へルアーをキャストする。流れにそのまま乗せれば流心の最深部へルアーを送る事が出来る。手前には障害物はあるものの根がかりしそうな物は殆ど無い。流し込んだその先で一度ルアーをステイさせてみた。
すると・・・
ズドン。
来た!思った通り!
ナイロンラインとはいえGT-Rの3号ライン切れる事は無いだろう。心配なのはやはりフック折れのバラシだけ。すこし強めに利かせていたドラグを合わせの瞬間後に緩める。川の奥底でドシン、ドシンと鈍重な引きで必死にルアーから逃れようともがいているのがわかる。流木とその枝に絡まれる事の無いようにうまく下流へと誘う事が出来た。
魚影があらわになる・・・
デカい!
鈍重な引きから想像するにシロザケの生き残りかとも思ったが、これは紛れもなくランカークラスのアメマスだ。魚影を確認すると、さらに緊張が増すのがわかる。
これだ!
これを味わうために釣りをしているのだ。
魚も必至だが、私も必至。
片手でロッドを支え、もう一方の手で折り畳みのネットを準備する。大物を仕留めるときの儀式のようなもので、この操作にも最近は少し慣れてきたように思う。いつもより時間がかかってしまったが、アメマスも観念したかようやくネットイン!
見事なアメマス!70ジャスト!
元旦初釣行を終えて・・・
元旦の釣果としてはこの上ない結果だと思う。しかし痛恨のバラシが正直勿体ないと悔いが残るのも事実。一投一投の詰めの甘さが今の私の釣りに対する思いの表れだろうとも思う。技術が未熟なのは仕方がないが、その時々の状況判断と取り組みの姿勢は正す必要がありそうだ。
と、元旦の釣果から釣りに対する考え方を改めさせられて一年がスタートしました。
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